建設業のなかで、唯一、生きた材料を使う仕事。それが造園工事です。
植物や岩石、土、水など自然界の材料を用いて、環境を美しく造成・整備する事が造園の仕事です。その目的は庭園を使う方やそこに介在する方に、快適性や安らぎ、喜びや楽しみを提供する事だと信じております。
肝心なのは、個人のお庭であれば、そこに住まわれる方が心地よく、御納得頂ける庭造りが良い庭造りなのだと考えます。
お庭によって広さや趣きはさまざま。ただ一つとして同じお庭はありません。もともと植わった樹木や設けられた景石・蹲踞などがあれば効果的に生かし、必要であれば新しい素材を加えて融合させていくなど、さまざまなお庭をご提案できればと思います。
工事完了時がお庭の完成ではありません。植物は育ちます。土壌も変化しています。新しい株が出ることもあるでしょう。
工事完了後から熟成させていくのが庭づくりであると考えます。そのための長いお付き合いができたら幸いです。
代表取締役
萩原 敦